イベントレポート:東京つばめいと「短期滞在型インターンシップ」3/25~3/26 第二日目
イベント情報二日目オリエンテーション
インターンシップは二日目に突入。学生たちはパワーダウンすることなく今日の見学に備えています。朝方まで盛り上がっていたメンバーもいたようですが、若いだけに一人も欠けることなくスタートします。
企業見学 その③玉川堂様
二日目は二手に分かれて企業見学。まずは玉川堂さんへお伺いしました。
玉川堂さんは今年創業200年を迎える老舗中の老舗。燕市の産業のルーツの一つである鎚起銅器の技術を今に伝える職人の工房です。職人の手仕事で作られる銅器の製造工程を詳しく解説いただきました。
職人さんは20代30代の方も大勢いて、仕事に熱心に取り組んでおられました。
燕市役所採用ガイダンス
続いて燕市役所の採用ガイダンスに参加しました。鈴木市長からの政策解説では、定住人口だけでなく応燕(応援)人口を増加して燕市の外から活力を呼び込むビジョンと、具体的な施策についてお話を伺いました。
また、燕市が必要としている人材像についてもお話しがありました。
昼食 燕の背脂ラーメン杭州飯店様
お昼はお待ちかね、燕のソウルフード「背脂ラーメン」を元祖名店・杭州飯店に食べに行きました。コッテリ熱々のラーメンで午後に向けたパワーをチャージします。
企業見学 その④MGNET様
背脂ラーメンの後、少し時間に余裕が出来たので番外編。基調講演でお話しいただいた武田さんの会社、MGNETさんのFactory Frontに立ち寄らせていただきました。
ここは金属名刺入れを中心としたショップとものづくりの現場とオフィスが一体になった社屋であり、同時に燕市の産業観光を案内してくれる案内所の役割も果たしている独特のスペース。
遊び心とクリエイティビティを感じさせる造りに学生一同興味津々でした。
企業見学 その⑤藤次郎様
次の企業見学は藤次郎さんのナイフギャラリー。
プロ用包丁の切れ味に深いこだわりを持つ藤次郎さんでは、鍛造包丁の制作工程を詳しく見せて頂いた後、お店兼商談スペースのナイフギャラリーで見事な製品の数々をじっくり拝見しました。
企業見学 その⑥山崎金属工業様
企業見学最後は、山崎金属工業さんにお伺いしました。
山崎金属工業さんは、優れたデザインの洋食器で世界的に知られるメーカーで、ノーベル賞晩餐会の専用カトラリーも手がけています。見学ではギャラリーで社長直々に独自の戦略をご説明いただき、数々の美しい食器を拝見しました。
まとめワーク
たっぷりと企業見学で知識体験を吸収した後は、いよいよアウトプットです。
初日に意見を出し合った「燕市についての知識」をアップデートして、「歴史」「風土」「企業」「人」のそれぞれの魅力をまとめていき、チームごとにそれぞれ発表しました。
かなり短い時間で情報をまとめ、それぞれのチームがしっかりと燕市の魅力をアピールできていました。講評には企業の担当者様にも参加頂き、しっかりと締めくくりを行いました。
<チームで発見した燕市の魅力をギュッとまとめてプレゼン>
<企業・主催者からの講評も熱いメッセージで締めくくり>
今回のポイント
今回のインターンシップでは、燕市を代表するような企業を幾つも見学させていただきました。
2日間という短い日程にもかかわらず、学生たちも真剣に取り組み、「面白かった」以上の魅力を発見できたのではないでしょうか。
◎アンケートの声を一部ご紹介
「企業の方たちが明るく、燕に誇りを持っているのが感じられた。こっちもつばめが好きになりました。」(千葉県・女性)
「『教科書や地図帳でしか見たことのない場所」から、自分の中にぐっと入ってきた気がします。」(東京都・男性)
「海外でも活躍している会社が多く、国外で全て生産するのではなく技術を保つために国内メインでやっていこうという考えに職人魂を感じた。」(栃木県・女性)
「参加するまで『井の中の蛙の町工場』と勝手に思っていたが、海外に目を向けてやっている会社を知ってイメージが変わった」(燕市・男性)
参加してくれた学生の皆さん、見学を受け入れていただいた企業の皆様。今回は本当にありがとうございました。