【イベントレポート】2/23-24燕市短期滞在型インターンシップ前編

2月23日(木)~24日(金)に行われた燕市短期滞在型のインターンシップのイベントを東京つばめいと事務局の佐野がレポートします。

腹が減ってはインターンシップはできぬ!!!

この東京つばめいとのインターンシップでは毎回恒例となっている背脂ラーメン。
腹が減っては…ということで今回も背脂ラーメンの老舗「杭州飯店」さんでまずは腹ごしらえをしました。
私がどうしても食べたい!というのではなく、燕市の産業を支えてきたラーメンで市内で働く方々のようにしっかりパワーをつけてもらいたいという思いで、この背脂ラーメンがなぜ産業と結び付いているのかというところもしっかりとレクチャーしておりますので…。

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燕市の産業を知りたいのならまずは燕市産業史料館

お腹を満たしたあとは、しっかりと燕市というまち知っていただきたいということで燕市産業史料館に。
今回はあの名物学芸員S氏の一番弟子である桑原学芸員よりインターンシップに参加した学生に燕市の産業の奥深さをレクチャーいただきました。
桑原さんの説明は私も初めて聞くので、どんな感じなんだろうと思ったら、さすが一番弟子!というよりまた桑原さんは桑原さんでこだわりがあり、あっという間の一時間半でした。テレビを見ながら、ヤカンの置き方についてツッコミをいれる学芸員さんは日本国内でもここだけ???
詳しくは、ぜひ産業史料館を訪れ、桑原さんに聞いてみてください。
和釘や鑢(ヤスリ)、煙管(キセル)や鎚起銅器といったものを作り続けた技術が今も形を変えながら、その技術は確かに受け継がれている。
今回の受け入れ先である企業も最初は鎚起銅器を作っていた企業や、そういった系譜を受け継ぎ、または直接ではないにしろ間接的にでもしっかりと受け継いでいる企業さんばかりです。

燕市産業史料館Webサイト

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職人の技を受け継ぐ燕市磨き屋一番館

つづいてインターンシップの学生が訪問したのが燕市磨き屋一番館。
ここでは、研磨職人をめざし研修生の方が黙々とその技術を磨いており、インターンシップの学生も説明を聞きながら真剣に作業の様子を見ていました。
その後、実際に自分でビアカップを磨く体験をし、鏡のように反射し、美しくなったカップに学生はみな達成感と喜びに浸って何度も眺めていました。
燕市磨き屋一番館Webサイト

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いざ各企業へ

ひと通り燕市について学生へのレクチャーも終わり、いよいよ各企業のところへごあいさつ&資料を受け取りに2グループに分かれました。
まず第1グループは燕物産さん、新越ワークスさん、藤次郎さんへ
つづいて第2グループは和平フレイズさん、遠藤工業さん、ツインバード工業さんへ

第1グループ(燕物産㈱、㈱新越ワークス、藤次郎㈱)

まずは、みんなで燕物産さんへいき、捧和雄社長から洋食器についていろいろとお話を聞くことができました。
特に大正初期に初めて日本製カトラリーとして発売され、100年経った現在でも販売を続けている「月桂樹」について最初にできたものと原稿品の違いを聞くことができました。その後、実際に工場内を見学させていただきましたが、学生たちは技の凄さや工場にある機械を見て大興奮。
楽しみながらも一つのスプーンの作るのに多くの工程があって今自分たちが作っているスプーンは作られているのだととても興味深く工場内を見学していました。詳細については、以前社長の捧さんに事務局がインタビューした記事がありますので、ぜひご覧ください。

→ 「燕にしかない品質を創る」燕物産株式会社 代表取締役社長 捧和雄さん

次に訪れたのが、新越ワークスさん。
ここでは実際に商品の飾ってあるショールームを見せていただき、いま新越ワークスさんが取り組んでいる3つの事業について上村芳昭さんより説明していただきました。
3つの事業とは、業務用の厨房用具や調理器具をつくるスリースノー事業、アウトドア用品をつくるユニフレーム事業、木質ペレットストーブをつくるエネルギー事業です。詳細は、ぜひインターンシップ生の記事をご覧いただければと思います。

→ 【ひとしごと】「技術者のイメージをポジティブで元気なものに」株式会社新越ワークス(後日公開)

そして、最後に訪れたのが藤次郎さん。
ナイフギャラリーを外から見た瞬間に「すげー」と「やべー」との声が中に入るとその包丁の多さやディスプレイのきれいさに圧倒されていました。
今回のインターンシップ生の中には実際に藤次郎さんの包丁を使っている学生もおり、みなさん見入っていました。
このナイフギャラリーの責任者である小川眞登さんからギャラリーや工場について少しご説明いただき、続きは明日へ。
こちらもインターンシップ生の記事をご覧いただければと思います。

→ 【ひとしごと】「この庖丁じゃないといけない、というプライド」藤次郎株式会社(後日公開)

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第2グループ(和平フレイズ、遠藤工業、ツインバード工業)

まずは、和平フレイズさんへ行き、総務課の若林さんからショールームを案内していただき、さまざまな商品についてご説明いただきました。
ショールームでは「KENMAmeister」「燕三」や女性ならではのデザインを生かしたブランド「Ricke」の解説をしていただきました。
和平フレイズさんの商品のファンである学生もおり、きれいに商品が陳列されたショールームをみて、とても喜んでいました。

→ 【ひとしごと】「わくわくするキッチン用品誕生の秘密」和平フレイズ株式会社(後日公開)

次に訪問したのは、遠藤工業さんです。
ここでは人事を担当している横山さんから遠藤工業の成り立ちをショーケースを見ながらご説明いただきました。
遠藤工業さんは、はじめ鎚起銅器を作っていたところから、スプーン産業に、そして現在では自動車工場等では欠かすことのできないスプリングバランサーを製造しています。まさに産業史料館学んだ歴史にあわせてさまざまなものを作り続けてきた会社さんです。
その過去に作られた鎚起銅器やスプーンが飾ってあり、学生も喜んでいました。
ところでスプリングバランサーって?、その辺はインターンシップ遠藤工業さんにお世話になった学生の取材記事をご覧ください。

→ 【ひとしごと】「世界中のものづくり現場を燕から支える」遠藤工業株式会社

最後にツインバード工業さんです。
ここではショールームにてさまざまな商品を見学し、管理部の和田正道さんから説明していただきました。
そのなかで、ガイアの夜明けにツインバード工業さんが紹介されたときにもととりあげられた扇風機について紹介しいていただきました。
これは燕三条の金属加工の職人の技を投入し、さらには360度全方位にヘッドが回る扇風機で、学生たちもその凄さに驚いていました。
こういう製品が生み出されるツインバード工業さんを学生が取材しましたのでご覧ください。

→ 【ひとしごと】「いろんな人が、いろんな仕事が、できる」ツインバード工業株式会社

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1日目は、各企業へ挨拶や見学、カタログ等の資料をいただいた学生は2日目の取材に向けて、聞いてみたいこと、見てみたいところを同じ企業をまわるメンバーと話し合いを行い、2日目にそれぞれ分かれて取材へ!!!後編へつづく