『工場の祭典』へ!!【10/8-9】燕市滞在型インターン体験レポート:グループB

※当記事は東京つばめいとインターン・プログラム参加者によるものです

グループB:1日目(2016/10/8)

スノーピーク

開始早々、運転してくださった伊藤さんが「いきなり遠いところ行きます!」と、移動中の車の中は自己紹介などであっという間に過ぎてしまって、丘の上に本社を構え、敷地内に広大なキャンプ施設を持つスノーピークさんに伺いました。

プログラム一発目から大きな工場の見学でテンションが上りました……。まだメンバーたちも若干おぼつかなくてどこを見ればいいのかわからない状態でしたが、説明してくださる工場の職員さんの説明がはじまると、みんな真剣に聞いていました。

工場の祭典:スノーピーク

本社駐車場入口にあるめっちゃかっこいいロゴの入った看板のまえで、記念撮影一枚目!表情が硬いです……笑

 

三条スパイス研究所

みんな少しずつ緊張がほぐれてきて丁度お腹が空いた頃に、三条スパイスセンターでお昼ごはんです!店内はとても素敵な雰囲気のお店で、工場の祭典期間中ということもあり、とても多くの人で賑わっていました。
レストランは手塚建築研究所というところが設計した「ステージえんがわ」というスペースで、全体的にオーガニックな雰囲気で統一され、スパイスの香りが漂うとても素敵な空間でした。

工場の祭典:三条スパイス研究所

スタッフさんいわく「カレーの容器やジュースのコップなどをトレーの外に出していただき、ご飯にカレーをかけて……」おしゃれなプレートで食べ方まで教えてもらって、おしゃれな気分のカレーでした笑。メンバーみんな食べ方に個性が出ていましたね…。
とても美味しいご飯でした!

 

高三

三つ目に伺った高三では、鰹節削り体験ができました!!

工場の祭典:高三

ここは鰹節やさんではなく、大工道具を取り扱っている木工屋さんになります。機械と手作業を組み合わせて1日でかんなを500~600も作っているそうです……。
とても高級なものからホームセンターで取り扱っているようなものまで広く扱っていたり、息子さんの方は創作の家具などを手作業で作っている工房でした。
自分たちで削った鰹節は美味しかったですね……。

 

三条ものづくり学校

高三さんの見学を終ると、「工場の祭典」の本部であり、燕三条地域のものづくりの中心地である三条ものづくり学校に向かいました。

ここでは中川政七商店さんが新潟博覧会を主催していました。メイン会場では日本工芸版のモノポリーや、鯛車のような昔ながらの玩具が工芸マーケットに出品されており、可愛らしいものが沢山ありました。

メイン会場のステージではスノーピークの社長である山井太さんと中川政七商店の社長である中川淳さんの対談トークライブが開催されました。お二人のお話からは、ものづくりと、地域や地方への熱い思いを感じ、ものづくりや地方創生に興味を持った私たち学生には大変興味深いイベントで、熱心に耳を傾けていました。

三条ものづくり学校

山井さんは生きていくうえで俗世から離れて暮らして得られる「人間力の回復」という言葉を繰り返していて、電気やインターネットが普及しているこのご時世だからこそ大切なことのような気がしました。

中川さんのお話で強く印象に残っているのは、「人との間に壁を作らない、あくまでフラットに」「人材はスキルよりスタンス」という姿勢、言葉です。上の立場にあるからといっておごることなく人と接するという中川さんの優しさを強く感じました。

三条ものづくり学校

 

マルナオ(レセプション:作業着RUNWAY)

ものづくり学校を後にして次に向かったのは、マルナオさんで開催された「作業着RUNWAY」というレセプションです。作業着RUNWAYと最初に聞いた時は「なんだ?このイベントは?」と思いましたし、この記事を読んでいるみなさんも同じ気持ちなのではないでしょうか(笑)…

マルナオ:作業着ランウェイ

しかし、想像していたのと全然違いました!クラブミュージックが流れる夜のマルナオ本社、あたりはライトアップされ、お洒落なオトナの雰囲気。参加企業が各々の企業がオリジナルの作業着姿でランウェイを歩く本イベントですが、各企業ユーモアのある作業着で、とある企業の社長さんはなんとプロレスラーの格好でランウェイを悠々と闊歩し、正直言って爆笑でした。

マルナオ:作業着ランウェイ

 

懇親会(海が大好き)

1日目の夜には燕市が誇る「海が大好き」という居酒屋で懇親会行われました。燕市でつくられてグラスで飲むキンキンに冷えたビールはまさに格別!という感じでした。

海が大好き

後から聞くと渋木プレスさんで製造されたグラスとのことでした。「渋木プレスさんありがとうございます!(笑)」打ち上げでは昼間は見られなかった学生や職員の方の素顔を見ることができて、とても楽しく1日目を終了しました。

 

グループB:2日目(2016/10/8)

玉川堂

1816年創業の玉川堂さん。ひたすら金属を叩く、心地の良い音がこだまする工場へ入ると、「打つ。時を打つ。」という言葉の下、職人さん達が真剣な表情で金属を打っていました。

玉川堂

薄い、たった1枚の金属の板が、職人さん達と共に「時」を刻み始め、その綺麗な姿を形創った後、お客さん達の手に渡ってから再び「時」を刻み、銅器達はお客さんの手によって色合いが深まり、艶や味わいを増してその姿をより美しいものへと変えてゆく。

玉川堂

完成まで7割の段階が、職人さんにとって一番至福の瞬間。その先は…、花嫁衣装を着せるようで、寂しく感じるそうです。

玉川堂

1つ1つの銅器、お客さん達に対する職人さん達の想いが強く感じられました。

セブン・セブン

APEC2010で各国首脳への贈答品に採用され、高い評価を得たチタン製真空二重タンブラー「タイタネスタンブラー」を製造しているのはセブン・セブンさん。
工場に入ると、鮮やかに輝く色とりどりのタンブラーがお出迎え。

セブン・セブン

陽極酸化を利用することで、鮮やかな色を実現しているのだとか。
個人的には青色のカプリブルーがとても好みでした!!(^ ^)/

高い保温・保冷効果を持つ「タイタネスタンブラー」の中には1時間半前に入れられた氷が入っており、その氷はほとんど溶けておらず、性能の高さを表していました。

セブン・セブン

「タイタネスタンブラー」での試飲体験もさせていただきました。今回試飲させていただいたのは、三条スパイス研究所のウコン茶。
仕組みや構造を教えてもらった後では、キリッと冷えたウコン茶がなおさら美味しい!

 

世界一の研磨技術がここに。山崎研磨工業

みなさんは“研磨”にどのようなイメージを持っているでしょうか。「まあ、なんか磨いてきれいになるんだろうな」くらいの想像はつくかと思います。

実は、研磨という技術で“ビールがめちゃくちゃ旨くなる”のです。山崎研磨工業さんで研磨されたタンブラーでビールを飲んでしまったら、もう、他のグラスでは飲めなくなるとか。
他にも、ここの研磨技術が施された車のマフラーは性能が高く、個人のお客様からの注文もあるそうです。研磨が、機械の性能向上や医療で活躍できる技術であることを初めて知りました。
山崎研磨工業さんも、来てくれた人がそういった研磨についての新しい知識を感じてくれたら嬉しいそうです。

山崎研磨工業

 

燕の未来はここから生まれる。磨き屋一番館

磨き屋一番館

燕三条にはたくさんの職人さんがいますが、どの職人さんも昔はきっと素人だったことでしょう。後継者の育成と新規開業の促進をしているのが、ここ、磨き屋一番館さん。「にいがた県央マイスター」であるものづくりの達人から直接、3年間の育成を受けることができます。今年で4度目となる「工場の祭典」の効果もあり、近年は各工場でも職人になりたいという若者の応募が増えているそうです。磨き屋一番館さんがある限り、ますます燕の未来に期待です!

磨き屋一番館

また、こちらでは一般の来場でも磨き体験をすることができます。わたしたちはスプーン磨き体験をしました。うーん、自分で磨いたスプーンは愛着がわきますね。早くこれでカレーを食べたいと思います。タンブラーの研磨体験もできるそうなので、ぜひ自分だけのスプーン・タンブラーを作ってみませんか。

 

最後に

今回この東京つばめいとの燕市インターンシップに参加し、いくつもの企業さんを訪ね、どの職人さん達にも共通の想いがあることが分かりました。

お客さんはもちろん、1つの製品を作り上げるまでに携わる職人さん達、販売者と職人互いの想いを理解し合うなどの「人と人との繋がり」はとても大切ということ、「本当に欲しいと思うものを創る、こだわりを持って創る」ことが、より良い製品を創る活力になること。

これらは考え方を少し変えれば職種関係なく活かせることだと思います。職人さん達のリアルに触れ、かつ自分の力になることを多く学べたインターンシップになりました!

磨き屋一番館

 

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